好きです、紅茶。

こんにちは!

本年もよろしくお願いいたします。

1月11日をもちましてウケデンタルオフィス池袋院、めでたく3周年を迎えることができました。通院してくれる患者様、優秀なスタッフ、理事長、家族に感謝の気持ちでいっぱいです。

1周年、2周年のときも記念品をいただいた患者様よりまたまたいただいてしまいました!


温度計になっている実用性と可愛さを兼ね備えたしゃれおつインテリアです。受付においてありますのでみなさまぜひご覧ください!毎年ありがとうございます!患者様にお祝いしていただけるというのは非常にありがたいというか妙理に尽きるというか、とにかくとても嬉しいです。

さて症例の写真も少し。出血ありです。毎度のごとく歯肉移植のご紹介です。

他院でインプラントをされたあと、腫れと嫌な臭いがしているとのことでどうにかならないかと来院された患者様です。

いわゆるインプラント周囲炎になっていました。原因の一つにインプラント周囲の角化歯肉(硬い歯肉)がないため、清掃性が悪いことが考えられました。


本来インプラントのネジのようになっている部分はすべて骨の中に入っているべきですが、周囲炎により骨が吸収し、露出してしまっています。この部分は骨との結合に優れていますが、骨から出てしまうと表面に微細な凹凸があるため、汚れがつきやすく、周囲炎を加速させてしまいます。リカバリーは難しく、どうするか悩むところですが、今回は露出してしまったネジの部分を可能な限り研磨して、汚れがつきづらくするという対応を選択しました。

歯茎は切って開いている状態で、矢印部の研磨を行いました。画像は研磨後です。インプラントとインプラントの距離が近すぎるようにも見えます。クレーター状に骨が欠損していれば人工骨を移植する予定でしたが、今回は骨の形態修正のみ行い、移植はせずに縫合して終了しました。

しばらくは臭いが消失したとのことでしたが、また復活したように感じるとのことだったためプラーク付着軽減および清掃性確保のため、歯肉移植を施術し、角化歯肉の獲得を図りました。






術式の詳しい説明は省略しますが、上顎から歯肉を採取し、移植しました。まだ術後日が浅いので今後の経過はまた後日ご報告させていただきます。


木村




コメント